引き寄せの法則を否定しながら人生を変える方法

こんばんは。日高です。

今日は、「引き寄せの法則を否定しながら、人生を変える方法」
について話をしようと思います。

・今の自分に満足できない。
何とかしなければと思いながらも、なかなか一歩が踏み出せない。

・いろんな成功哲学書を読んだり、セミナーを受けてはみたものの
実際に、自分の人生が変わった実感が得られない。

そういう人は、今回の記事を読むことで
何かしら得られる物があると思います。

ちょっと長いですが、必要ならメモをとったりしながら
読み進めてみてください。


■目次

1.間違った焦点

2.引き寄せてますか?

3.合わすべき焦点


 

1.間違った焦点

恋愛はもちろん、様々な分野で
なかなか成功できない人達に見られる共通点として
以下のものがあります。

「起こってもいない未来を想像して、恐怖を抱いている。」

例えば、普段行く美容院に、ものすごくかわいい
美容師の女性がいた場合。

声をかけて、少しずつ仲良くなり
連絡先の1つでも聞けば、デートができるかもしれないのに

「こんなかわいい子が俺の相手をしてくれるわけがない。
俺が誘ったら、彼女は俺の悪口を
他の店員に言いふらすに違いない。」

と、起こってもいない未来を想像して恐怖を抱き
行動を起こすことができません。

他にも例えば、「インターネットを使えば
月10万円の収入なら充分稼げる」という話を耳にした場合。

「そうはいっても、結局うまくいくのって一部の人間だけだよな。
今は時間無いし、止めとこう。」

と、やる前から自己完結して終わってしまいます。

そしてその結果・・・

「何1つ行動しない」という
最悪な選択をしてしまうことになるのです。

frashforward

少し話は変わりますが、最近私がハマっている海外ドラマで
「フラッシュ・フォワード」というものがあります。

このドラマは、設定がかなりおもしろくて
ある日、全世界の人間が同時に、「2分17秒間」だけ意識を失います。

そして、その意識を失った「2分17秒」の間に
全ての人間が、6ヶ月先の自分の未来の姿を見ることになります。

・数年前に死んだはずの娘と、再会している姿を見る男性

・同性愛者にも関わらず、なぜか妊娠している自分の姿を見る女性

・自分の家の中で、見知らぬ男性と
不倫している姿を見ている主婦

人それぞれ、見ているシーンは違いますが
自分の半年後の未来を、「2分17秒間」だけ見ることになります。

もちろん、登場人物達の多くは、当初
「こんな未来、現実に起こるわけがないだろう。」
と笑い飛ばしていました。

しかし、時が経つにつれて
「皆が見た未来は、現実に起こるに違いない。」
という風潮が、世間に流れ始めます。

そして、ここからが重要なポイントなんですが
その結果、多くの人が、「自分が見た未来」に意識を奪われ
現実の行動までもが、左右されるようになってしまうのです。

例えば、「今まで会ったこともない男性と
自分の家の中で不倫している未来を見てしまった主婦」。

彼女は、医師として病院に勤務しているのですが
「6ヶ月後の未来」を見た後しばらくして
彼女の前に、その”不倫をする予定”の男性が姿を現します。

彼女の勤務する病棟に、自閉症患者の男の子が
入院してくるのですが、彼は、その男の子の父親として、
彼女の前に現れたのです。

自分の夫を心から愛している彼女は
当初、「この男とは関わってはいけない」と考え
意識的に距離を置きます。

彼と関わりさえしなければ
自分が見た「彼と不倫をしている未来」は
実現しないと彼女は考えたからです。

でも、そんな彼女の気持ちとは裏腹に

・彼の姿を見る度に、どうしても自分が見た未来を意識してしまい

・やがて、彼のことが頭の中から離れなくなり

・実の夫との仲も悪化してしまう

という、「現実」が実現してしまうことになります。

つまり、「まだ起こってもいない未来」に意識を奪われ
現実の行動までもが左右されてしまっているわけです。

・・・

恋愛でなかなかうまくいかない男性の多くも
これと同じような状況に陥っています。

やってもみないうちから、「ネガティブな未来」を思い描き
それに捉われるあまりに、行動できなくなっています。

「俺が声をかけたら、あの子は迷惑がって
陰で悪口を言われるんじゃないだろうか?」

「友達に合コンに誘われたけど
どうせかわいい子なんてこないだろうし
行くだけ無駄なんじゃないだろうか?」

こんな感じで、勝手に自分の頭の中で結論を出して
何1つ行動せずに、日々を過ごしてしまっているんですね。

このように、「ネガティブな未来」を作り出して
それに焦点を合わせて、日々を過ごしていては
人生なんて変えられるわけがないのです。

2.引き寄せてますか?

ただこのようにお伝えすると

「そうか、じゃあ楽しい未来を思い描いて
毎日わくわくしながら生きれば、それでいいのか!」

と安易に考えてしまう人がいるかもしれません。

「毎日感謝の気持ちを忘れずに
プラス思考で頑張っていれば、必ず夢は叶う。」

という短絡的な思考を抱いてしまう人も、きっといるでしょう。

特に、「引き寄せの法則」に代表される
成功哲学系の勉強を熱心にしている人達に
こういう傾向が見られますが

少なくとも私の周りで、こういう極端なプラス思考を続けて
成功している人はいません。

日本中探せば、いるのかもしれませんが
少なくとも、私は見たことがありません。

では、どうして、こういう「プラス思考至上主義」の人達が
理想の未来をなかなか引寄せられないのでしょうか?

・・・

これは、あくまで私個人の考えですが、こういう人達は

プラス思考に捉われるあまりに「現実」を軽視し
冷静に現状を分析して、それを改善する
という当たり前の視点が抜け落ちている傾向にあります。

例えば、恋愛に置き換えて考えてみると

飲み会で知り合った女性にメールを送って
返信が無かったり、反応が悪かった場合。

「そうか!彼女は今仕事が忙しくて、返事が返せないんだな。」

と、自分の都合のいいように解釈します。

・なぜ彼女は、返信を返してくれないのか?

・自分のどの部分に問題があったのか?

と、自分の頭をしっかりと使って、冷静に問題を分析する行為を
放棄してしまう傾向にあるんですね。

他にも例えば、何かのマニュアルを買った後
適当に流し読みをして、わかったつもりになり
実践してうまくいかなかったら

「このマニュアルは、きっと俺には合わないんだな。
もっといいものがあるはずだから、それを探そう。」

と、うまくいかない現実を
全てマニュアルのせいにしようとします。

もちろん、どうしようもない劣悪な物を
買ってしまった場合は仕方ないですが(笑)
そうでない場合まずは

「今のやり方に問題は無いだろうか?」と
しっかりと、自分を見つめ直すところから始めないと
事態は好転しないんですね。

3.合わすべき焦点

・「まだ起こってもいない未来」を恐れて
がんじがらめになり、行動できないのも駄目

・プラス思考という名の元に、現実を軽視して
「理想を思い描いてさえいればいい」というのも駄目

だったら我々は、いったいどうすればいいのでしょうか?

その為には、まずは「今」、「今この瞬間」に焦点を合わせ
地に足を着け、日々着実に自分を高めていくこと
が必要なんじゃないかと、私は思います。

・「起こってもいない未来」を恐れるのではなく

・「根拠のないプラス思考」に浮き足立つのでもなく

自分自身の目でしっかりと「現実」を見つめ
自分に足りない物、直すべき部分を探して
それを直し、1歩ずつ着実に進化していく。

そんな視点が必要なんじゃないかと思います。

そして、それを実現する為には、数多くの経験を積んで
自分自身の器を大きくしていかなくてはなりません。

なぜなら、「経験の数」が増えれば、それだけ、
「自分自身の思考パターン」が増え
様々な状況を冷静に分析できる目が養われるからです。

そうやって、「今この瞬間」にフォーカスを合わせ
日々自分自身を磨いていくことこそが
人生を変える為の近道なんじゃないでしょうか。

 


「自分の人生を意識した時間だけが

人生の長さとして加算される」

ルキウス・セネカ(古代ローマの哲学者)


 

ぜひあなたも、しっかりと地に足を着け、
他の誰でもない、あなただけの人生を
後悔しないように、歩んでいってください。

PS.

今回の内容と関連が深いので
よかったら、以下の記事も読んでみてください。

夢や目標を紙に書けば達成できるのか?

では、最後まで読んで頂いてありがとうございました!

日高の無料メール講座&セミナー音声プレゼント


・自分が本気で好きになれる女性と出会いたい。
・妥協しないレベルの女性を、自在に落とせるようになりたい。

そんな方の為に、期間限定で
「無料プレゼント」を公開しています。

※「4種類の女性タイプ別 口説き方セミナー」もプレゼント中

詳しい内容はこちらをクリック

コメントは受け付けていません。

ページ上に戻る