不安でなかなか決断できないあなたへ
どうも、日高です。
今日は
「決断に迷ってしまって
何も手がつかずに、悩んでしまう。」
という問題に対して
極めてシンプルな解決策を提示したいと思います。
・この企画に参加するべきかどうか。
・ＡとＢどっちを選べばいいんだろう。
もしあなたが、そんな状態で悩んでるのなら
ぜひ、今からお話しする「ある法則」を
思い出してみてください。
１．これは、メンタルブロックなんですか？
先日、あるコンサル生と話していた時のことです。
彼が、以下のようなことを言い出しました。
「日高さんのご指導のおかげで付き合えた彼女と
近々、結婚することになりました。」
「それは非常に嬉しいんですが
私自身、経済的にやや不安があり
正直結婚していいものか、迷っています。」
「そんな時、ある人のメルマガを読んでいたら
ＳＮＳを使った副業で月に○万円稼ごう
みたいな塾のお知らせがありまして。」
「ただ、いまいち一歩が踏み出せなくて
主催者の人に相談のメールを送ってみたんです。」
「すると、主催者の人から、こんなメールが返ってきました。」
＞なるほど、副業の企画には興味があるけど
＞参加しようかどうか迷っておられるんですね。
＞Ｉさんのその迷いは、メンタルブロックです。
＞そのブロックを解除しないと
＞いつまで経っても、成功なんてできないですよ。
「たしかにそうかもしれない。
でも、このなんとも言えない違和感は何だろう。」
「このままだと決断できないので
今回スカイプ面談のついでに
日高さんに相談させてもらおうと思ったんです。」
「私は、参加した方がいいと思いますか？」
・・・
そんな彼の問いかけに対して、私は、以下のように回答しました。
「じゃあＩさんに聞きますが
もし、銀行の預金残高が１億円あって
週休５日制でも、その企画に参加したいと思いますか？」
・・・
これは、シンプルですが、非常に重要な質問です。
２．決断の２大法則
先ほど、塾の主催者の発言の中に、以下のものがありました。
「その迷いはメンタルブロックです。
そのブロックを解除しないと、成功なんてできないですよ。」
たしかに、彼の言葉はある一面では正しいし
巷のビジネス書や、成功哲学系のセミナーでは
「メンタルブロックを解除して、自分の限界を突破しろ！！」
みたいなことは、当たり前のように言われています。
言われているのですが、私自身この発言は
一面では、大きな間違いだと考えています。
先ほどから何度か出ている「メンタルブロック」。
我々が生きる現実世界に照らし合わせると、その多くが
「時間または金銭的な不安で、決断できない状態」
のことを指しています。
進化論的には、ホメオスタシス（恒常性）
とかいろいろありますが
実際問題、これが原因のケースが圧倒的に多い。
なので、もしあなたが
ご自身を進化・成長させたいのであれば
その不安を強引に打ち消してでも、行動すべきです。
なぜなら、「時間とお金」という外的な要素が原因なら
いくらでも解決策が見つかるからです。
「お金」だったら、借金するのはＮＧですが
貯金が多少無くなっても、死ぬことはありません。
むしろ、それによって自分自身が成長して
人生の充実度が高まるのであれば
はるかに高い価値が得られるはずです。
また、「時間」に関しても
「時間が無い、時間が無い」と言っている人に限って
ダラダラスマホを見たり
２度寝を繰り返したり
くだらないＴＶ番組で時間を浪費しています。
そういう時間を無くしてしまえば
時間なんていくらでも捻出できるはずです。
このように、「お金・時間」
という外的要素が原因ならば
いくらでも、解決策はあるのです。
・・・
あるのですが、ここで１つ注意点があります。
それは、以下のようなケース。
「やれば大きなメリットが得られるのはわかってる。
でも、なんとなく嫌な感じが消えない。」
「周りの人間は”絶対やるべきだ”と勧めてくるけど
どうしても乗り気になれない。」
もしあなたが、こういう状態になっているのなら・・・
それは、「メンタルブロック」ではなく
心が発している「危険信号」である可能性が高いです。
「お金や時間」のような外的要素が原因ではなく
自分の内面、心が「ストップ」をかけている。
こんな状態で、無理して行動すると
後々、大きな後悔をすることになります。
大きなお金を失ったり、友人を失ったり
心に一生消えない傷を負うこともあります。
なぜそう言えるのかというと
私自身が、実際に何度も・・・（苦笑）
以上が、私が考える「決断の２大法則」です。
もちろん、１００％正しいわけじゃないですが
この法則は、かなりのケースで有効に働きます。
と言っても、これだけだといまいち腑に落ちないと思うので
最後に私日高の例を挙げて、より詳しく解説していきましょう。
３．時間もお金も余裕が無い
あれは今から何年か前。
ヨガインストラクターの資格講座に申し込んだ時のことです。
その当時で、すでに８年以上やっていましたし
「ヨガをもっと深めて形を残す為に
いつかヨガの資格を取りたい。」
とずっと思っていました。
申し込んだスタジオは
昔からお世話になっていた流派でしたし
今回初めて、平日コースが設けられたこともあり
それも私にとって魅力的でした。
ただ、１つだけ問題がありました。
当時の私は、恋愛コンサルの実施と同時に
ある新教材の作成と販売準備で忙しく
時間的にもエネルギー的にも、余裕がありませんでした。
さらに、その４ヶ月前におこなった引越しの失敗で
引越し代やら家賃やら家具の買い替えやらで
かなりのお金を失ったばかりでした。
にも関わらず、私が申し込んだ
ヨガインストラクターの資格講座は
取得のために、かなり厳しい条件が設けられています。
まず、週２～３回。１回あたり４～５時間。
決まった時間に座学の講義を受けて
「合計２００時間以上」のカリキュラムを
消化しないといけません。
また、それ以外にも、そのスタジオで
ヨガのレッスンを何十時間も受講して
その証明を提出する必要があります。
さらに、５時間にわたる「学科試験」と
１時間以上のヨガクラスをおこなう「実技試験」もあり
それに合格しないと、資格をもらえません。
「その為の勉強と練習の時間を考えたら
仕事する暇なんて無いんじゃないのか。」
どうしても、そんな不安がよぎってしまいます。
しかも、トータルで「５０万円以上」かかり
引越しでお金を失った直後の私には、かなり手痛い出費でした。
４．終わらない葛藤、そして決断へ
「ヨガの資格は取りたいし、情熱はものすごくある。」
「でもお金的にも時間的にもかなり厳しい。」
「でも、今まで平日のコースは無かったし
来年もあるかどうかわからない。」
「だったら、多少無理してでも参加すべきなんじゃ？」
こんな感じで、頭の中をぐるぐる駆け回り
そのことがずっと、頭から離れませんでした。
自分の心の声を紙に書き出したり。
エクセルで、参加した時のメリット/デメリット
参加しなかった時のメリット/デメリットを書き出し
うんうん唸りながら、眺めたりもしました（苦笑）
でも駄目です。全然決断できません。
そうこうしてるうちに、申し込みの期限はどんどん迫ってきます。
そんな時、とある本の中で紹介されていたのが
先ほど挙げた、以下の質問です。
「銀行に貯金が１億円あって
週休５日制でも、これをやりたいと思うか？」
この言葉を聞いて、「はっ」とした私は
光のごとく決断し、速攻で申込みを済ませました。
・・・
・・・
・・・
なんてことはなく（苦笑）
やはり、１日くらい考える時間が必要でした。
この質問に対して、しっかりと向きあい
心の声に耳を澄ませることで、ようやく決断できました。
「時間的にも経済的にも制約が無ければ
やっぱり、ヨガの資格講座を受けたい。」
「今このチャンスを逃して、次の機会が無くなったら
一生後悔するに違いない」
そんな想いが高まり、晴れやかな気持ちで申し込むことができました。
その後の約５ヶ月間は
死ぬほど大変だったし、死ぬほど苦労もしたけれど
死ぬほど楽しかったし、死ぬほど充実した日々を過ごせました。
５．エピローグと今日のまとめ
このように、私自身は「お金」と「時間」という
２つのメンタルブロックを乗り越えて
自分自身を、より高いステージに押し上げることができました。
また、「時間的制約」が大きくなったせいか
仕事をする時の集中力も一気に高まり
結果的に、”仕事だけ”をしていた過去数年間よりも
売上の面でもアップすることができました。
あの時決断していなかったらおそらく
「きっと、また次のチャンスがあるだろう。」
「もっとお金や時間に余裕ができてからでいいや。」
みたいに自分に言い訳して
結局、今までと変わらない
平凡で退屈な日々を過ごしていたと思います。
今回お伝えした「決断の２大法則」。
あなたも、もし何かに迷った時は
思い出して、当てはめてみてください。
そして、その結果「ＧＯサイン」が出た場合。
その時は、迷いながらも戸惑いながらも
一歩踏み出してみてください。
きっと、その不安を乗り越えた先に
今まで想像すらできなかった
新しいあなたが、待っていると思いますので。
では、今日も最後までありがとうございました！
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